イビサ IBIZA２

Pachaはとても広いので友達とはぐれるとなかなか見つかりません。ちょうどその時、女の子が私に声をかけてきました。「あなた今日マドリードの空港にいなかった？」もうその時点でその日は随分長く、長い昼寝もした後だったので、え、空港？何言ってるんだろう？？と一瞬わかりませんでしたが、しばらくして、ああそういえば今日マドリード空港から飛行機に乗ったっけなあ、と思い出しました。「いたけど、なんで？」と返事をしたところ、その子は興奮して、iphoneで撮った私の写真を見せてくれました。なんと私が空港のゲートで待っているときに寝ている写真でした（！）私の寝ている姿と着ている服がとてもかわいかったので写真を撮ってしまったのだそう。

これが男だったら、こわっ！ストーカーかよ！と思うところですが、害のなさそうな女の子、というよりはもう少し年が上の落ち着いた感じの女の人だったし、服飾関係の仕事をしていて、私の着ていた服が好きだった、ということらしいのでまあいいか、と思い、話をしてみました。聞くところによると、彼女はマドリードに住んでいて、イビザに住んでいる友達を訪ねて来ているのだそう。そういって、一緒に来ていた男の子と女の子数人の友達も紹介してくれました。全員スペイン人でしたが、幸いなことに皆英語が話せたので、話をしながら楽しんでいました。私の友達も見つかり、一緒に音楽の話などで盛り上がりました。

話の中で、明日は海に行くから、一緒においでよ、と誘ってくれました。日中は特に予定しているパーティもないし、ご一緒させてもらうことにしたのでした。　続く